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小説の原稿の文字数が想定より足りなくなってしまった場合の対処法

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小説の原稿の文字数が想定より足りなくなってしまった場合の対処法

この記事の作者はプロのラノベ作家です。


原稿の質を落とさずに文字数を増やすコツは「キャラの個性が立つ会話を増やす」こと

前提として、予想より完成文字数が少なくなってしまったというのは一般的には良いことが多いです。


逆に予想よりも増えてしまったという場合、著者が作品内で表現したい面白さが一本に絞り切れておらず、色々入れていたら量が増えてしまったという場合が多いです。


もちろん、一本に絞りきった上で密度の濃い面白さを多くの量出力しているという作品もありますので、あくまで傾向としての話となります。


その上でお勧めなのは、
①キャラの会話を増やす(特にキャラの個性がでるような強いシーン、またはサービスシーン)ことです。


逆に以下の②③④は効果的であることはある一方、プラスの効果を発揮する場面がかなり限定的なのであまり推奨はしません。


②心理描写、地の文の描写を増やす

③サブストーリーのエピソードを増やす

④メインストーリーの展開を大幅変更して文字数が稼げるものにする


ジャンルや想定読者にもよりますが、ある程度男性読者を想定した作品で、まずマイナス点になることはないという意味でおすすめなのは「プールか海か、お風呂という状況における会話シーン」です。


これら場面における会話シーンは


1・「キャラの個性が引き立つ」(例えばヒロインが水着姿を主人公に見られて、恥ずかしがって叫ぶor主人公を叩くorものすごく赤面するかどうかという反応だけでもキャラが立ちます)

2・「このあとハプニングが起きるのではないかというドキドキ感」

3・「いつもとは違う非現実感」


の3つ必然的に成立し、しかもそれでいてマイナス点になることがほぼないという意味である種「出し勝ち」のようなネタになります。


とりあえず入れるという選択がプラスの効果を発揮することが多いのでお勧めです。


ただ海やプールやお風呂でなくとも、基本的にはキャラの個性が立つような会話シーンは効果的になることが多いです。(青春ものだと、主人公とヒロインが二人並んで河川敷の通学路を一緒に帰って行きながらの会話…等)


そういった意味でも、デメリットの薄さからも基本的には①のキャラの会話を入れることで、文字数を増やすことお勧めしています。


2023年10月25日に作成した記事


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