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キャラクターを立たせるために効果的な設定「矛盾した職業」

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キャラクターを立たせるために効果的な設定「矛盾した職業」

この記事の作者はプロのラノベ作家です。


キャラクターを立たせるために手っ取り早いのは、「矛盾した職業」にすることです。


本当にこれからゼロから作品の企画を考えなくてはいけないという状況における第1歩目としては、これが一番早いです。


まず最初に、キャラクターの職業を決めます。これはもう何でもいいです。


探偵。殺し屋、スナイパー。教会の牧師。

あとは、職業ではないですが分かりやすいキャラの肩書、例えば「雪女」「吸血鬼」といったパターンも職業と同等に使えます。
そしたら、それと矛盾した要素を考えます。


例えば探偵とは事件を解決する存在なので、それと矛盾した「事件を解決しない探偵」というのはキャラクターを一言で表すキャッチフレーズになりえます。


ただ事件を解決しないというだけだと味気ないので、「事件を解決する気がない探偵」とすると、キャラクターを立たせやすいです。


同様に、殺し屋は人を殺す職業であり、人を守るということをしないという点に目をつけて、「少女を守る殺し屋」にする。


スナイパーなら、視力がよくなければ人を狙い殺せないという点に目をつけて、「目の見えないスナイパー」。


牧師なら「人を騙す教会の牧師」。


雪女なら「寒いのが苦手すぎる雪女にヒートテックをあげたらひどく喜んで帰っていった件」。


等と、キャッチ―なものができやすいです。


実際にライトノベル新人賞受賞作の主人公には、このタイプのキャラクターが多いです。

例えば、


血が嫌いな吸血鬼。

竜殺しの家に生まれたのに竜に恋してしまった少女。

ダンジョンボスを倒してしまう冒険者ギルドの受付嬢


といったキャラが人気になっています。参考にしてみてください。


2023年11月24日に作成した記事



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