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ヴィジュアル系かく語りきvol.01 Mana様 × 千聖様

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ヴィジュアル系かく語りきvol.01 Mana様 × 千聖様
「ヴィジュアル系かく語りき」
伝説のヴィジュアル系バンド「MALICE MIZER」創始者のMana様が、同じ時代を駆け抜けてきたバンドマンや関係者をお招きし、V系シーンについて語りつくす新企画「ヴィジュアル系かく語りき」始動!
第1弾は、MALICE MIZERと同じ1992年に結成し、MALICE MIZERと共に90年代のV系ブームをけん引したPENICILLINから、リーダーでギターの千聖さんが登場!なんとMana様と会話をするのは今回が初という歴史的奇跡の対談です。
(文・構成/本田水奈子)



―お二人が今日お会いするのはどれくらいぶりですか?

Mana:どれくらいだろう?

千聖:あの、ちょっとごめんなさい…

Mana:はい。

千聖:Manaさんの声、今初めて聞いたんですけど(笑)

Mana:え。

千聖:すごい前から存じ上げてるんですけど(笑)「あ、こういう声なんだ」って、今思った、ある種感動だわ(笑)。

Mana:(微笑)


―声を聞いたことがないって、先ほどご挨拶されていませんでしたか? それに、対バンもされたことありますよね?


千聖:さっきはオレが「よろしくおねがいします」って言ったら…

Mana:(ペコリ、のジェスチャー)

千聖:だったんで(笑)

Mana:対バンした当時も、会話はしていないと思います。

千聖:そうですね。おそらくオレの声は死ぬほど聞いてると思うんですけど、Manaさんの声を聞くのはホントに今初めてですね(笑)

Mana:どうも、あらためまして。Manaです。

千聖:千聖です(笑)。バンドをやり始めた当初は近場のエリア(高円寺)で活動をしていたから当然一緒になることも多かったので…見かけてはいたんですけどね。あと、オレ、MALICE MIZERのベースのYu~ki君とは当時はよく遊んでたんですよ。

Mana:そうなんだ!そんな話、聞いたことなかったな。

千聖:Yu~ki君がMALICE MIZERの前にやっていたZE:ROっていうバンドの時に、PENICILLINと対バンすることが多くてね。

Mana:へぇ。そういえば私もYu~kiちゃんがやってたZE:ROのライブを高円寺のLAZY WAYSに観に行ったときにPENICILLINを初めて観たかもしれないです。

千聖:MALICE MIZER結成前ですよね。

Mana:そう。MALICE MIZERを結成するために人材を探してYu~kiちゃんを観に行ったという経緯だったんです。で、その時の対バンがPENICILLINだったという。

千聖:オレら当時、ちゃんと話すバンド友達がZE:ROぐらいしかいなくて、ZE:ROはベースのYu~ki君とギターの人と仲良くてね。あと、GLAYのメンバーとも少しだけ話してた気もする(笑)

―近いところではGLAYの他にはどんなバンドがいたんですか?

千聖:わかりやすいところでいうと…SHAZNAもいたな。

Mana:ああ、SHAZNAもそうだね。

千聖:とにかく互いに認識してから年数だけは長いですけど、声すら聞かずに月日だけ過ぎるっていう(笑)

Mana:そうですね(微笑)

千聖:MALICE MIZER結成以前もManaさんの存在は一方的に知っててね。ManaさんがMALICE MIZERの前にやっていたバンドの評判を聞いていたので。当時すでに伝説のイメージ。幻のバンドというか。

Mana:え、どのバンド?

千聖:摩天楼。

Mana:あの時は私、ベースでしたしね。

千聖:え?パート、今と違ってた?

Mana:そうなんですよ。

千聖:どういういきさつで?

Mana:もともと摩天楼では私はサポートメンバーだったの。ギターにはすでにKneuklid Romanceのおがけん(小笠原健一)とKöziがいてギターが埋まっていたので。

千聖:それでベース。

Mana:そう。とりあえずベースが空いてるから弾いてって言われて、流れでベースをやっていたんです。

千聖:なるほど。LAZY WAYSって高円寺のライブハウスにオレたちよく出入りしてたんだけど、「摩天楼というカッコイイバンドがいた」という話はいろいろ聞いてたんで。その摩天楼のManaさんが新しいバンドを始めるっていう情報が流れてきて。これはすごいバンドが出てきたなって思ってて。って、かなり前の話だけど(笑)。


―そんなお二人の音楽的ルーツと共通点をさぐってみたいですね。

千聖:音楽的共通点か……、Manaさんはベースはやりつつも、本当はギター?

Mana:結構“なんでも屋さん”なところがあって、高校生のとき、初めてステージに立ったバンドではボーカルだったんですよ。

千聖:マジで!?

Mana:ボーカルから入ったんだけど、なんか違うなと感じて次にやったのがドラム。

千聖:なるほど、意外。

Mana:Mötley Crüeに影響を受けてたんです。ツーバスのTommy Leeのセットを部屋に置いて、毎日ドラムを叩いてて。

千聖:マジで! 今のManaさんからは想像できない!(笑)

Mana:当初はゴシックの要素はまったくないです。

千聖:そもそもあの頃は『ゴシック』なんてもの言葉、ほとんど使わなかったし。

Mana:はい。

千聖:Mötley Crüeは結構好きだったんですか?

Mana:めちゃくちゃ好きで。ライブも観に行ったりしていましたね。

千聖:そうなんですか?ものすごい親近感がわいてきた。

Mana:80年代のメタルにはかなり影響を受けています。IRON MAIDENとか。

千聖:IRON MAIDENは暗いけど、ゴリゴリの男臭いメタルバンドでしょ。オレの勝手なイメージではManaさんはThe CureとかThe Jesus and Mary Chainとかニューウェイヴなのがルーツなのかな、と思っていましたよ。

Mana:確かに、よくそう言われるんだけどスラッシュメタルが一番好きだったんですよ。

千聖:ブームでしたよね。

Mana:はい。とにかく速い音楽が好きで、より過激なサウンドに惹かれるという。もちろん、ダークで暗いものも好きだったんだけど当時は突っ走る系が好きでしたね。

千聖:なるほど。

Mana:とにかく高校生のころはツーバスがドコドコドコドコ鳴ってる音楽に取り憑かれていました。

千聖:スラッシュメタルっていうと色々だけど、Helloweenとかあそこらへんも聴いてました?

Mana:Helloweenも聴いてたけど一番好きだったのはSLAYERかな。

千聖:それは速い(笑)

Mana:当時はSLAYERが一番速かったからね。

千聖:あの当時SLAYER聴いてるって結構マニアックな方でしょ?

Mana:1stアルバムから聴いていました。

千聖:そうなんだ。オレに関しては…80年代洋楽ポップスから入って、その後、ギター始めた頃からアメリカのハードロックをよく聴いてましたね。Van HalenとかMötley Crüeとかにドハマりしてて。80年代洋楽ポップスって、化粧してるバンドってUKのアーティストには結構多くて、例えばデュランデュランやカルチャークラブとかのポップス&ニューウェイヴ系や、ロンドンパンクスとかたくさんいたし。全然違うけどアメリカだとLAメタルとか。まあLAメタルはド派手に頽廃的、ニューウェイヴは暗く頽廃的なんで、まるで音楽性は違うんですけど化粧をしてるっていう共通点があって。とにかく視覚的に刺激のあるバンドがなんか魅力的に感じたんですよね。オレは分かりやすいのが好きだから曲はキャッチーでルックスは毒々しく派手なのが好き。その辺がオレの中での今でいうヴィジュアル系の原点ですかね。

Mana:なるほど。

千聖:この前、BOW WOWの山本恭司さんと久しぶりに会った時「千聖はPENICILLIN始めた時どういう音楽が好きだったの?」って聞かれて「とにかくすげぇスピード速いのが良かったです。速いのが正義!」って言ったら驚かれたというか呆れられた(笑)。だけど、今日うれしいですね。Manaさんも同じ感覚で。当時はそういうのがサブカルチャーのトレンドだったんだということですよ。やっぱ当時はどのくらい速いかってのが大事だったよなって。

Mana:そこ大事。私はハードコアを聴いて物足りなくなってグラインドコアを聴き始めたくらいだから。
千聖:グラインドコアまで行きますか?それゴリゴリに速い(笑)いやぁ、今日は良い話が聞けた。この話が聞けただけで今日来た甲斐があったな(笑)




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後半のトピックは…
■千聖が語る! MALICE MIZERとPENICILLINの打ち上げ話
■千聖が惚れた? Mana様のある動画
■90年代当時、MALICE MIZERについて千聖が感じていたこと

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