No.165 「話す」という奇跡

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No.165 「話す」という奇跡

メールにインスパイアされて

みなさん、こんにちは。

黒川の本『子育てのトリセツ~母であることに、ときどき疲れるあなたへ』を読んでくださった方からご感想と共にこんな質問が届きました。

「『8歳が発達臨界期』というのは、障害児にも当てはまるの?」
「なぜ私の子に障害が起きたの?」
「声も出るのに、なぜ言葉にならないの?」
知的障害を持つ7歳の男の子のお母さんからのご質問は、どれも胸に迫るものでした。

黒川は知的障害の専門家ではありませんが、脳のシステム論の研究者として、このご質問にお答えできることがあります。
今回はその内容を、水曜クラブの皆さんにもシェアしたいと思います。
どうぞ、動画をご覧ください。


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「話す」は奇跡のような動作

「話す」ということ。
これは、人間の中で最も繊細な運動のひとつです。
横隔膜、舌、顎、喉…すべてが一瞬のタイミングで連動して初めて音になります。これを自然にできてしまう私たちは、本当に奇跡的なことを毎日にしているんです。

ここに関わるのが「ミラーニューロン」。
水曜クラブではもうお馴染みの細胞ですね。

人の動きを写し取るこの神経が働くからこそ、ヒトは言葉を真似して覚えていくことができます。

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